関西・近畿地方の梅雨入り・梅雨明け予想!2022年はいつ?
昨年は、平年よりも少し短めな梅雨時期だった関西・近畿地方。
今回は気になる2022年の関西・近畿地方の梅雨入り、梅雨明け時期予想を
紹介していきたいと思います!
ちなみに、wikipediaによると、関西地方の定義は、
大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県。
近畿地方の定義は、
大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・三重県・滋賀県・和歌山県。
となっていますので、
主に気象庁の「近畿地方のデータ」を使い予想していきます。
そもそも、梅雨入り、梅雨明けをどのように決めているのでしょう?
実は気象庁の過去のデータにも「頃」と書かれているので、
確定日ではありません。
比較的天気の良い日が続いてから、
比較的雨が多く、日照時間が少ない時期に突入するまで
移り変わりの時期が5日間程度あります。
その真ん中の日を、梅雨入り日としているようです。
梅雨入りも梅雨明けも、各地方にある気象台が観測している結果と、
1週間後までの中期予報を組み合わせて、晴れが続いている日(初夏)から、
今後数日間は天気が悪く雨模様と予想を出した時に、
実際に雨が降りだした日を梅雨入りとします。
また、反対に雨続きから、中期予報で晴れが続くと予報をし、
最初に晴れ始めた日を梅雨明けとしています。
比較的晴れの多い期間から曇りや雨に移り変わる期間の間を
梅雨入りとしているようですが、確定値は9月に結果を再検討して
修正された後に決まります。
梅雨明けも同様で、その反対になります。
2022年(令和4年) 関西の梅雨入り時期を予想!
6月14日、大阪管区気象台は「関西・近畿地方が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。平年より8日遅く、昨年より2日遅い梅雨入りとなりました。
それではまずは2022年の関西・近畿地方の
梅雨入り時期の予想をしていきます。
気象庁の1951年から2019年までの
過去69年間の関西・近畿地方の梅雨入りデータをみると
最も早い梅雨入りは1956年と2011年の5月22日頃で、
最も遅い梅雨入りは1958年の6月25日頃でした。
※参考:【気象庁】関西・近畿の1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)
1951年から2019年までの69年間の
梅雨入りの平年値は6月7日ごろで
グラフの平均線が右下がりになっていることからもわかる通り
年々梅雨入りの時期が早まっている傾向が見て取れます。
また、昨年(2021年)は6月12日
一昨年(2020年)は6月10日が梅雨入りでした。
これらのデータから予想すると
2022年の関西・近畿地方の梅雨入り時期は
6月3日頃から6月18日頃の間くらいになりそうですね。
2022年(令和4年) 関西の梅雨明け時期を予想!
一方、2022年の関西の梅雨明け時期ですが、
梅雨入りと同様に気象庁のデータで考えてみますと、
最も早い梅雨明けは1978年の7月3日頃で、
最も遅い梅雨明けは2009年の8月3日頃でした。
※参考:【気象庁】関西・近畿の1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)
69年間の関西・近畿地方の梅雨明けの平年値は7月21日頃。
また、グラフを見てみると平均線が右肩上がりになっているため
梅雨明けの時期が遅くなっている傾向が確認できます。
梅雨入りの時期が早くなり、
かつ梅雨明けの時期が遅くなっている傾向があるので、
関西・近畿地方の梅雨は長期化している傾向があるといえるでしょう。
さらに、
昨年(2021年)は7月17日
一昨年(2020年)は8月1日に梅雨明けをしたので、
これらのデータから判断すると、
2022年の関西・近畿地方の梅雨明けは
7月10日頃から7月24日頃の間くらいとなりそうですね。
関西の梅雨の特徴は?
関西(特に大阪、兵庫、和歌山)の気候は瀬戸内海式気候と呼ばれ、
年間を通じて天気が安定的で、降水量も全国的に見ても少ない方です。
しかし、梅雨時期の雨量は決して少ないわけではなく、
局所的に降ると言われています。
六甲山で発生した積乱雲が、北部に流れて大雨を降らします。
六甲おろしと言えば、プロ野球阪神の応援歌で有名ですね!
オウ オウ オウオウ阪神タイガース!!
さっさとジメジメした季節を乗り越えて、楽しい夏を迎えたいですね。