九州の梅雨入り・梅雨明け予想!2019年はいつ?
今年も暑い夏がやってきます。
その前に、ジメジメする嫌な梅雨がやってきますね、、、
今回は2019年の九州地方北部と南部の梅雨入り、
梅雨明け時期の予想をそれぞれお届けします!
ちなみに気象庁が公表している区分では
<九州北部>
山口県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県
<九州南部>
宮崎県、鹿児島県の本土、種子島、屋久島
となっていて、一般的な区分とは少し違うのでご注意ください。
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梅雨入り、梅雨明けはどうやって決めるの?
そもそも、梅雨入り、梅雨明けをどのように決めているのでしょう?気象庁の過去のデータにも「頃」と書かれているので、確定日ではなく、
移り変わりの時期5日間の中日を、梅雨入り日としているようです。
梅雨入りも梅雨明けも、各地方にある気象台が観測している結果と、
1週間後までの中期予報を組み合わせて決めています。
比較的晴れの多い期間から曇りや雨に移り変わる期間の間を
梅雨入りとしているようですが、
確定値は9月に結果を再検討して修正された後に決まります。
梅雨明けも同様で、その反対になります。
2019年 九州南部の梅雨入り・梅雨明け時期を予想!
それでは、まずは奄美地方を除く2019年の九州南部(宮崎県、鹿児島県の本土、種子島、屋久島)の
梅雨入り、梅雨明け時期の予想を、気象庁の過去68年間のデータから予測してみます。
2019年の九州南部の梅雨入り時期は?
まず、2019年の九州南部の梅雨入りの時期ですが、1951年から2018年までの過去68年間のデータで
最も早い梅雨入りは1956年の5月1日頃で、
最も遅い梅雨入りは1957年の6月21日頃でした。

1951年から2018年までの
梅雨入りの平年時期は5月31日頃となっています。
また、昨年(2018年)は6月5日
一昨年(2017年)は6月6日が梅雨入りでした。
これらのデータから予想すると
2019年の九州南部の梅雨入り時期は
5月23日頃から6月7日頃の間くらいになりそうですね。
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2019年の九州南部の梅雨明け時期は?
一方、2019年の九州南部の梅雨明けの時期ですが、梅雨入りと同様に気象庁のデータをもとに考えてみますと、
最も早い梅雨明けは1955年の6月24日頃で、
最も遅い梅雨明けは1957年の8月8日頃でした。

68年間の梅雨明けの平年時期が7月14日頃。
平均値を表す黒線が緩やかに右下がりとなっているので、
若干ですが梅雨明けが早くなっている傾向が見て取れます。
また、昨年(2018年)は7月9日
一昨年(2017年)は7月13日が梅雨明けだったので、
これらのデータを元にして考えると
2019年の九州南部の梅雨明け時期は
7月7日頃から7月21日頃の間になりそうですね。
2019年 九州北部の梅雨入り・梅雨明け時期を予想!
つづいて、九州北部(山口県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県)
の2019年の梅雨入り・梅雨入り時期についても
同様に気象庁のデータを元に予想していきます!
2019年の九州北部の梅雨入り時期は?
まず、2019年の九州北部の梅雨入りの時期ですが、1951年から2018年までの過去68年間のデータをみると
最も早い梅雨入りは1954年の5月13日頃で、
最も遅い梅雨入りは1967年の6月22日頃でした。

グラフの平均値を表す黒線が右下がりのため
九州北部の梅雨入りの時期は
早まっている傾向があることがわかります。
1951年から2017年までの67年間の
梅雨入りの平年時期は6月5日頃。
また、昨年(2018年)は6月5日
一昨年(2017年)は6月20日が梅雨入りでした。
これらのデータから予想すると
2019年の九州北部の梅雨入り時期は
5月28日頃から6月12日頃の間くらいになりそうですね。
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2019年の九州北部の梅雨明け時期は?
一方、2019年の九州北部の梅雨明けの時期ですが、梅雨入りと同様に気象庁のデータをもとに考えてみると、
最も早い梅雨明けは1991年の7月1日頃で、
最も遅い梅雨明けは2009年の8月4日頃でした。

九州北部の梅雨入りの時期は早まっている傾向があり、
梅雨明けの平均時期は徐々に遅くなっている傾向があるため
九州北部の梅雨の期間は長くなっていると言えそうです。
1951年から2018年までの68年間の
梅雨明けの平年時期は7月19日頃。
また、昨年(2018年)は7月9日
一昨年(2017年)は7月13日が梅雨入りでしたので
これらをもとに予想をしてみると
2019年の九州北部の梅雨明け時期は
7月10日頃から7月264日頃の間くらいになりそうです。
九州の梅雨の特徴は?
九州の梅雨は例年大雨になる傾向が強いので要注意です!九州の梅雨の特徴は、梅雨前線の勢いが強いまま残るので、
雨が降ると大雨になる傾向が強いです。
梅雨の季節になるとテレビで九州地方の大雨被害の報道を良く見かけますね。
沖縄の梅雨のように一時的にざーっと雨が降るスコールとは違い、
九州の梅雨は長時間降り続けることが多いようです。
オホーツク海気団と小笠原気団との凌ぎ合いにより梅雨前線が形成されますが、
南日本は、熱帯モンスーン気団の影響も受けるために大雨となりやすいのです。

一昨年梅雨により大規模な被害が報告されていますので
もしもの時の為にしっかり準備はしておきたいですね。