関東の梅雨入り・梅雨明け予想!2024年はいつ?
今年は、何故か週末になると雨模様といった感じで、
お出かけが雨だとうんざりしますね。
さっさとジメジメした季節を乗り越えて、楽しい夏を迎えたいです。
さて、2024年の関東・甲信地方の梅雨入り、
梅雨明け時期はどうなっているのでしょう?
今回は気象庁が公開している過去72年分のデータを紐解きながら、
今年、2024年の関東・甲信地方の梅雨入り、梅雨明け時期の
予想を紹介していきたいと思います。
ちなみに関東地方・甲信地方とは、一般的には
関東地方:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
甲信地方:山梨県、長野県
を指します。
昨年、2023年の梅雨時期の雨量は、平年の9割ほどでした。
今年の梅雨はいかに…!?
梅雨入り、梅雨明けをどのように決めているの?
実は気象庁が公開している過去のデータにも「頃」と書かれている通り、
梅雨入り・梅雨明けの日付は確定日ではありません。
比較的天気の良い日が続いてから、比較的雨が多く、
日照時間が少ない時期に突入するまで
移り変わりの時期が5日間程度あります。
5日間のうちのその真ん中の日を、梅雨入り日としているようです。
梅雨入りも梅雨明けも、各地方にある気象台が観測している結果と、
1週間後までの中期予報を組み合わせて決めています。
晴れが続いている日(初夏)から、
今後数日間は天気が悪く雨模様だろうと予想(中期予報)を出し、
実際に雨が降りだした日を梅雨入りとします。
雨の日が続いている状態で、中期予報で晴れが続くと予報をし、
最初に晴れ始めた日を梅雨明けというわけです。
確定値は9月に結果を再検討し、修正された後に決まります。
2024年(令和6年)の関東の梅雨入り時期を予想!
それはで、過去72年分のデータを紐解いて
関東地方の梅雨入り時期を予想していきたいと思います。
気象庁の1951年から2022年までの
関東地方の梅雨入り時期のデータを見ると
最も早い梅雨入りは、1963年の5月6日頃で、
最も遅い梅雨入りは、1967年と2007年の6月22日頃でした。
何と一ヶ月半のもの開きがあります!
※参考:【気象庁】関東甲信の1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)
1951年から2022年までの72年間の梅雨入りの平均値が、6月7日頃。
平均値を表す黒い線が右下がりになっていることから
若干ですが関東の梅雨入り時期は
早くなっている傾向が見て取れますね。
そして、そして、直近2年間のデータを見てみると
一昨年(2021年)は6月14日、
昨年(2022年)は6月6日が梅雨入りということでした。
これらのデータから予想すると
2024年の関東の梅雨入り時期は
6月1日頃から6月16日頃の間くらいになりそうですね。
2024年(令和6年)の関東の梅雨明け時期を予想!
一方、関東の梅雨明け時期ですが、
梅雨入りと同様に過去のデータをみてみますと、
最も早い梅雨明けは昨年2018年の6月29日頃で、
最も遅い梅雨明けは、1982年の8月4日頃でした。
※参考:【気象庁】関東甲信の1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)
1951年から2022年までの72年間の
関東の梅雨明け時期の平均値を見てみると
おおよそ7月19日頃となっています。
また、平均値を表す黒い線が右下がりになっているため
関東の梅雨明け時期は早くなっている傾向が見て取れますね。
梅雨入り、梅雨明けともに早まっているので
関東の梅雨は早くはじまり、早く終る傾向があるといえるでしょう。
さらに、
一昨年(2021年)は7月16日、
昨年(2022年)は7月23日が梅雨明けということなので、
これらのデータから予想すると
2024年の関東の梅雨明け時期は
7月10日頃から7月24日頃の間位になりそうですね。
関東の梅雨の特徴は?
関東の梅雨の特徴といえば
ジメジメと降り続く一般的な雨模様です。
過去の例を見ても、
関東では九州の梅雨のように大きな洪水などは起こっておらず、
天気は比較的安定的で、降水量も全国平均であることが多いです。
しかし、梅雨時期は、
朝から雨だとその日一日はずっと雨であることが多く、
降ったり止んだりと言うよりはあまりないようです。
カラッと晴れた暑い夏が待ち遠しいですね!